ベストアルバムの存在

今日はややアツく語るよ。
読むのが面倒なヒトは、あした読んでね。



オレはね、


アーティストの出す、
「ベストアルバム」の存在を
不要だと思っています。



そもそも、アーティストっていう
ええかっこしいな、言い方も好きでないんだけど。


「歌手」じゃん。「歌手」でいいじゃん。


ま、それはおいといて。



ベストアルバムってさあ、
シングル曲がいっぱい入っててさ、
その歌手のいわゆる「売れた曲」「有名になった曲」


なわけだよね。


でも、でもでもさあ。


そのベストアルバムに入っている曲ってさあ、
それはCDを販売する側が選んでいるんでしょ。


それって、
誰にとっての
「ベストアルバム」なの?



シングル曲ばっかり入っているベストアルバム、は

「ベストアルバム」でなく、あくまで単なる
「シングル曲のコレクション」である。

それを「ベストアルバム」!!ってって
ど〜んと市場に発売されるのが
アタマにきます。なにがベストじゃ。


えー前置きが長くなりましたが、
何が言いたいのかというと、


普通に発売される、アルバムの中に含まれる、
シングル曲でもなく、カップリング曲でもない曲。
そのへんの地味〜な曲ってあるじゃん。

でも、歌手にとって
そのへんの曲が一番チカラを入れて作った曲なのかもしれない。
んだと思うんだよ(力強く



だから、今その辺に発売されている
いわゆる「ベストアルバム」だけ、もしくはその歌手の
シングル曲だけを聞いていると、
その歌手の売れた曲は聴けていいかもしれないけれど、
本当のその歌手の訴えたい曲が
みえないかもしれない、と思うんだよ。



なぜ、そうかというと、


「売れた曲」=「メロディがいいだけ」


っていう可能性もあると思うんだな。


だから、普通の10曲入りのアルバム、
たとえばシングル曲が2曲入っているとすると、
シングル2曲+その他8曲

その他8曲の方を大事に聴くことで
その歌手の「本質」がみえると思うんだよね。


だから、なんのベストなのか良くわかんない
「ベストアルバム」を聞くよりも、


一枚普通のアルバムを聞いて、
その歌手の本質を、本音を、聞く事の方が、
大事だと思う。



売れている曲だから聞くのでなく、


自分で自分が聞ける曲を探す方が、楽しいと思うんだな。




以上!